美勇伝説Ⅱ名古屋

緊張のせいか朝8時頃にパッと目が覚めた。とりあえず、シャワーで身を清める。サッパリしたので最近何故かよく聴いているDillinger 4とかAPAとか限界破滅GIGのコンピレーションを大音量で聴く。テンションが上がってきたので名古屋に向った。
いつもの様に近鉄特急に乗り込む。ipodで今回の美勇伝のセットリストを聴きながら向った。気分が良かった。
名古屋に着いてからは大須レコード屋アンサーに行った。久しぶりに訪れたけど全然変わってなかった。レコードを何枚か買ってからバナナに行った。友人と合流して王将でご飯を食べる。ビールを飲みながら北海道の土産話を聞かせてもらった。貴重な体験をたくさんしてきた様でなによりだった。
3時頃、少し早いがZEPPへと向う。俺はクリアファイルと名古屋限定のTシャツを買った。しかしTシャツが最高にかっこいい、余裕で普段も着れる。いい買い物をした。
その後はハロショ行ったり、ビール飲んだりして時間を潰した。開場の時間が迫ってくると急に緊張してきた。チケの番号は最前レベルの番号、俺たちは福男レースの要領で最前を確保することを誓った。いよいよ開場となった。1番〜30番の方どうぞ、と係員が言った。その瞬間すごい早歩きで入り口へと向った。なんか笑けてきた。
ふと、友人の方を見るとちょっとヤンキーっぽいヲタに肩を掴まれていた。「てめえ何番だよ!」とか言われていた。おもしろかった。
まあ、なんだかんだで無事最前列に陣取ることができた。
1時間くらい待って、ウトウトしだしていたら会場が暗転して美勇伝が登場した。その途端に後ろからめちゃくちゃ押されて死にそうになった。こういうスタンディングでの最前って初めてなのでびっくりした。後ろの人はやたら臭いし、毛むくじゃらの手を一生懸命ステージに向ってのばしてくるもんだから毛が俺の顔にくっ付いてきて最高に気持ち悪かった。
1曲目はそんな感じで場の雰囲気に慣れるので精一杯だった。

・ひとりじめ
 唯にゃんと数秒間見つめあってしまった。照れてしまった。
・内心キャーキャーだわ!
 名曲過ぎる。ここは見に徹して完璧に脳内に録画した。
愛〜スイートルーム〜
 体を後ろに逸らすあの振りが瞼ににこびり付いて離れない。
紫陽花アイ愛物語
 それぞれのソロ→紫陽花アイ愛物語という流れ。みーよがステージ上段で一人熱唱してる姿はめちゃくちゃ格好良かった。精一杯ケチャをした。すごい楽しかった。
・クラクラディナータイム
 手拍子を打つタイミングを間違えまくった。でもめちゃくちゃ楽しかった。
恋のヌケガラカッチョイイゼ!JAPAN
 今回のライブで1番盛り上がる所だと思う。もう最後だし俺も悔いの無いように拳を突き上げたりシンガロングしたり精一杯楽しんだ。最高に楽しかった。みんなもみくちゃになってなんだかハードコアのライブみたいだった。
・MC→終わらない夜と夢
 11月8日がみーよの誕生日ということでみんなでハッピーバースデイを合唱。みーよはウルッときてた。お誕生日おめでとうございます!
 最後の曲のイントロが流れる。俺にとっては今日がツアー最終日だ。やっぱり寂しい。
 「ずっとこのままがいい わがままなんかじゃない」俺らオタクの心境そのものじゃねえか!美勇伝の3人もきっと本当にそう思ってるはずだ。グッときた。昨日の日記にも書いたけど、明日という日を信じてみたくなる。そんな曲だ。

・まとめ
 こういうホールクラスの最前は初めてだったので、あまりの近さに正直びびった。表情の一つ一つまではっきりと分かるし、梨華ちゃんの肌の角質まで見えてしまった気がする。それにさすがに最前列ともなるとみんなと目が合ったりするし、手を振ってくれるし、唯にゃんにいたっては俺を凝視するといった始末だった。
 まあ、妄想、勘違い、錯覚等。大いに含むと思われるが死ぬほど楽しかった。夢のような空間でした。